夏目漱石【明暗 (新潮文庫)】

暇人ちゃん*1の真似。これからどんどん真似しようと思います。主に良いところとか悪いところとか!*2
漱石の三部作をマジメに読むのは初めて。僕のことを知っている人ならば、ちょっと意外だなと思うかも知れないが本当。
僕が大好きなのは、【文鳥ISBN:4101010188察と描写をする金之助様だったりするのだ。
しかし、これ、まだ最初の数ページしか読んでいないのだけど、漱石のすごさがビシバシ伝わってくるね。どこらへんがすごいかと言うと、評論家の評論は読者の読み方の方向付けをしてくれる水先案内人的な役割をも併せ持つべきであるのだけど、それが今まで機能してこなかったんじゃないのか?という感じにすごい。
まぁ、「文壇総キャラ萌え疑惑」*3なんかを提唱しようとして、助教授に優しく諭されてるヤツの言うことだから、単なる思い付きの可能性が大だけど。
ちなみに、三部作は前期と後期があるけれど、【三四郎ISBN:4101010048たような記憶がある。【草枕ISBN:4101010099。ラストの記憶は薄いが、冒頭の数行はそらんじた。

*1:編集長である秋山真琴をこう呼ぶ。ちなみに、携帯電話のアドレスにもこの呼び方で登録されている→http://d.hatena.ne.jp/sinden/

*2:アキヤマニアとしての矜持を守るための行動。というのは真っ赤な嘘。真っ赤といえば、家にあるエレキベースの色が赤です。どうでもいいけど。

*3:或る時、某回廊の打ち上げか何かの時に出席できなかった代わりに文章を寄稿したのだが、最初の一文が読み上げられた瞬間、某秋山真琴に「もういいよ。もにょの電波発言は最後まで聞かなくていいよ」と言われたとか言われたとか。