桜庭一樹『私の男』(文芸春秋)が直木賞を受賞しました。

秋山編集長が日記に書いていたので気付いたのですが、ノミネートされていたことを知らなかったので暫く呆けました。
二時間くらいして、実感が沸いてきて、そうか、受賞したのか!と単行本(サイン入り)を持って踊り狂いました。完全におかしい人です。でも、何とはなしにさびしい心持ちもする。『GOSICK』(富士見ミステリー文庫)を表紙買いして、「ヴィクトリカ萌えだよ!」とか言っていた頃が懐かしいです。『赤朽葉家の伝説』(東京創元社)で受賞できなかったことも少しさびしい。でも、そうだなぁ。確かに比べてしまうと『私の男』直木賞だよなぁとも思う。でも、さびしい。
うれしいけど、さびしい。でも、明日はみんなに触れ回ろうと思います。この喜びを!

10月の終わりにカラーでお昼を食べていて、「一緒に食べよう♪」と誘っていただいたのにも関わらず、ぶっきらぼうにお断りして読み耽っていた本は、実は今回の受賞作です。仕事中には読めなかったけど、それ以外は読まずにいられなかった!本当は一緒にランチしたかったです!!でも、ちょっと無理だった!読むのに必死だった。