話がかみ合わない。

ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER) (7) (講談社MOOK) (講談社 Mook)

ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER) (7) (講談社MOOK) (講談社 Mook)

ウリオさんが太田さんに絡まれたらしいですねという話から、秋山真琴と二年半ぶりに発売された『ファウスト』について話したのだが、ここでも双方の見解の相違が明らかになりました。こんなに話がかみ合わないのに、コミケに一緒に行く回数が多めなのは何故なのか、気になるところです。もうひとつくらい気になることを思い出しかけましたが、多分気のせいなので忘れます。
ユヤタン特集なので、『ファウスト』は買いました。通勤途中に読んでいると言ったら、秋山は「電車の中で佐藤を読むなんて、変態ですね」と返しました。僕は「電車の中では、筒井康隆と対談を読んでいたのだ」と反論しました。ユヤタンのは『ウィワクシアの読書感想文』をお昼にお弁当を食べながら読んだだけで、他には読んでいないよと言いたかったのですが、言う前に話題が別に移って言えませんでした。話がかみ合わないだけではなく、話のリズムやテンポも合いません。
………ついうっかり『青酸クリームソーダ』を読み始めてしまった。
あぁ、そうだ。秋山がコピー本にホッチキスをがちゃがちゃさせている僕を置いて、眼鏡を外しに行って帰ってきたときに、非常に残念であることを伝えたところ、「もにょさんは、眼鏡男子好きでしたね」と言われたので「眼鏡女子も大好きだ!!」と言い返したら褒められた。潔いとかなんとか。
でも、僕の眼鏡女子好きにはそれなりの歴史があって、遡るは2000年の初夏のことだが、古文か漢文の時間のことだ。隣の席のY子さんが僕の眼鏡をやおら手に取り、「かけてみていい?」とかけて振り返った瞬間が今も、切り取られて記憶の中で煌めいているわけだが、それを口頭で伝える技量がないのを僕は自覚しているので、曖昧に笑って誤魔化してみた積りである。どちらかというと、眼鏡女子が大好きで、添え物的に眼鏡男子も好きだ。一番好きなのは百鬼園先生だ。あと、滝廉太郎とか。
本題を忘れるところだった。新木場行きの車内でのことだが、秋山が「雲上の庭園」*1の応募作品のプリントをチェックし始めたのが、僕は「幻視コレクション」と覚えていたので、非常に話がかみ合わなかったし、15編くらいしか応募されていなかったという一週間前の記憶だったので、秋山の言っていることが全く理解できなかった。いきなり「71作品から40作品にしなければいけないんですよ!!」と言われても、そんなに応募がきていたなんて知らなかったから反応できませんでした。家に帰ってから、「ちょ………幻視コレクションのことか!!」と気付きました。雲上をちゃんと読んでいないことがバレバレでしたが、僕はプロバイダのメールではないのでメールを読もうとするときにもネットにきちんと繋がらないといけないので、最近電波(無線LANでネットに繋いでいます。ADSLです)の具合が悪くて、メールが開けないことが屡、しょこたんブログもまともに読めない、ミクシだってみなさんの日記を読むのに難儀している僕が読むのは結構つらいです。プリントアウトして読めれば最高なんですけどね。
で、隣で応募作を読み始めた秋山が「すごい!初っ端から非常にいい!!どうしよう!!ちょっと、もにょさんも読んで!」と騒ぐので、読んでいた『ずっとお城で暮らしてる』を膝に置いて読んだんです。良かった。のだけど、あの話、続きが気になる。でも、続くわけないし。続けばいいのに。え?感想?続くの?とか聞いちゃいけないんだよなぁと思考が錯綜し、「よくわかんない」と言ってしまった。秋山は大興奮なので、「すごくいい!困った!31作品を落とさないといけないなんて困るよね!しかも、僕がいいと言っても遙さんやリッチーが×をつけたら駄目なんですよ。どうしよう!!」と騒ぐので困った僕は「じゃあ、二重丸をつければいいじゃない」と言ってみた。すると、「どうしよう!すでに二重丸が二連続だ!!」と………。
秋山は「もにょさんは困った人ですね」と折に触れて言いますが、今目の前にいる困った人をどうしよう?と思ったことをここでこっそり伝えてみたいと思います。僕は『ずっとお城で暮らしてる』を読んでいたのです。「みんな死んじゃえばいいのに」とか読んでいるのになぁ、と思ってました。
そんな具合に、僕はいつも秋山と意思の疎通に困難を感じます。
それは、圧倒的に僕が悪いのかも知れませんが、なんというか、釈然としない何かを感じるのも事実です。
アキヤマニア、やめようかなぁ。